住宅ローンの返済方式について

住宅ローンを選ぶときに気をつけたいポイントやお借り入れまでの流れをご紹介します。

元利均等返済と元金均等返済ってどう違うの?

名前は似ていても内容は大きく違います。
元利均等返済は月々の返済額が一定、元金均等返済は返済当初の返済額が高めで、徐々に返済額が減少します。

POINT1 返済方式の説明

元利均等返済

特徴

月々の返済額が一定の返済方式です。
家計の管理がしやすい
ため、広く一般に利用されています。
ただし、返済当初は元金がなかなか減らないため、総返済額が多くなってしまうデメリットがあります。

返済例
借入額 3000万円
金利 年3%
返済期間 35年(ボーナス払い無し)
月々返済額 115,455円
総返済額 約4849万円

元金均等返済

特徴

元金(お借り入れ額)部分の月々の返済が一定の返済方式です。
これに利息を上乗せした額が月々の返済額となります。
元金が早く減り総返済額も少なくなりますが、返済当初の月々返済額が高くなってしまうデメリットがあります。

返済例
借入額 3000万円
金利 年3%
返済期間 35年(ボーナス払い無し)
初回返済額 146,428円
最終返済額 71,847円
総返済額 約4579万円

■フラット35は、6カ月ごとに年2回(借入額の40%まで)のボーナス払い併用がご利用いただけます。

POINT2 繰上返済で利息負担を減らそう!

繰上返済とは、通常のご返済以外にお客さまが任意で元金を返済することです。
繰上返済は利息負担を少なくする効果があります。

フラット35の繰上返済は「返済期間短縮型」と「返済額軽減型」があります。

返済期間短縮型

繰上返済額に応じて返済の残回数を減らす方法です。月々の返済額は変わりません。

返済額軽減型

月々の返済額を減らす方法です。返済の残回数は変わりません。



返済回数を減らすのと月々の返済額を減らすのではどっちがお得なの?

同じ時期に同じ金額を繰上返済する場合、総返済額が少なくなるのは返済期間短縮型です。
ただし、全期間固定金利(元利均等返済)で、金利・借入額・返済期間が同一の場合になります。

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